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全国大会の、感想です。 [活動報告]

7月4日におこなわれた「こころの寄り道 辻説法」も
7月5日におこなわれた「仏教からの挑戦状 パネルディスカッション」も
わたしの中ではものすごく大成功だった印象です。
(印象。)

秋田光彦さん、玄侑宗久さん、小池龍之介さん、釈徹宗さん、みなさん剃髪の僧侶で、ふだん真宗の僧侶ばっかり見てるわたしとしては、逆になんか新鮮でした。フツウ僧侶は剃髪なのである、世界的に見て。真宗は「なぜ」有髪なのか。「それは非僧非俗だからだ」という模範解答はあるけど、それってホントにホントなの? って問われて、うまく答えられるだろうか。わたしはちょっと無理だ。親鸞聖人や一休球禅師には何らかの「覚悟」というか「気概」というか、逆に言えば戦略的な意味での「こだわらなさ」みたいなものがあったわけだけど、わたしたちの多くにソレははっきり言ってなかろう、じゃあ、ホントにコレで良いのか、どうか。

そんなことは今初めて考えたんだけど、(ヲイ

なんか、そういうのが「ふわーっ」とアタマの中に出てくるくらい、いろいろ考えさせられる、すごい機会となりました。

内容ももちろん面白かったんですよ。すごかったですよ。
それにもまして、いや、良かったなと思えたのは、4方の「態度」でした。
みな人格者だ。

「僧侶なんだから、あたりまえだ」という向きもあるかも知れないけれど、そりゃ間違いなわけです。周りを見回しても、ぜんぜんちゃらんぽらんなことをしている僧侶もいっぱいいる。わたしなんか特にヒトの話を全然聞かない。ものすごい傲慢(事実として。謙遜じゃない)。自分がいちばんエライと思ってるつもりはないけど態度としては端々にそれが出まくり。

が、この四人にはそれがまったくない。

みなよく喋るんだけど、みなヒトの話をよく聞く。

一日めの「辻説法」は、一人一人が「問題提起」でもないけど、秋田・玄侑・小池氏がゆるやかに自分の思いを20分くらい喋り、その後で釈さんが会場からの質問状をもとに三人にふって、それで喋った。

そのとき、フツウのシンポジウムだったら時間がないのも相俟って「わたしはこう思う」「わたしはこう思う」で複数論併記で終わってしまいがちなのに、今回はそうならなかった。3人+1人で、きちん、きちんと、前までの発言と雰囲気を受けて、それから喋っていた。全員が、全員の話と雰囲気を、ごく当たり前のようにきちんと聞いていた。だから、時間はほんのわずかだったのに、きちんと「深く」なった。

「すごい!」と思いました。

二日めの「パネルディスカッション」も、そういう意味では同様だった。一日めは「一般向け」のものを僧侶も聞かせていただくスタイル、二日めは完全に「僧侶向け」のものを一般の方にも聞いていただくスタイルでやりました。だから内容は少しマニアックだったけど、でも方向性としてはやはり、みんな、他の人の話をきちんと聞いて、答えていた。

会場から、僧侶が僧侶っぽく質問する場面もあったんだけど、それにしても、きちんと、その「こころ」を聞いて答えていた。言葉に応えるというよりは、そのココロを受け取って答えていた。

印象としては‥‥

秋田さんは、早口で、めちゃくちゃわかりやすく喋ってくれました。内容が濃くて多い。そしてちょっと長め。すごくて、楽しかったです。

玄侑さんは、ゆっくり、深い感じのところを、ものすごく興味をそそる喋り方で喋ってくれました。引きつけ方が違う感じでした。こういう説教ならずっと聞いてられるかなあと思いました。

小池さんは、独特の喋り方と内容のヒトですねえ。ただ、いま悩んでおられる内容が、かつてわたしが悩んで、そして保留というか放っとくというか、投げ出してわかったつもりになってるところを今まさに悩んでおられるのが、わたしが偉いわけでは全然ないんだけどとにかく「若い!」と思ってしまった。しかし、わたしはそれを投げ出したのであって、彼はそれを考えているのであって、もう、雲泥の差があるわけで、いやー、えーと、みたいなことを思いました。

釈さんは、やっぱり釈さんですねえ。知識もすごいし、話の振り方もすごいし、会場からの質問の整理もすごいし、まとめかたもすごかったです。

いやー、よかったですよ。

今回の「辻説法」「パネルディスカッション」、何か展開があったら公式なところからアナウンスがあると思います。あるかもしれないし、ないかもしれませんが、とにかく、ライブ参加では、めちゃめちゃ面白かったです。

5日
:終了した日は疲れておりまして、帰ってきてすぐ眠りました。
6日
:うちのお寺で「剪定」がありました。法務も。
7日
:十勝組で「れんけん」がありました。「連研通信」の編集作業が残っていたので5日と6日がそれに振り向けられました。誤記も少々(なのか?)ありましたが一応完成しました。

で、いま、時間を捏造して、4日と5日のことを思い出しながら、大雑把すぎる感想を書いております。

4日の辻説法の開演が16:00。なのに、14:00にはもう一般の方が6、7人来られて待っていらっしゃいました。11:30頃からうろうろしてるヒトもいたので、あの方も一応「待ち」だったのかもしれない。200人か300人分くらいが用意されていた椅子も開演前にはすべてまり、椅子の追加も行われていたし、立ち見もたくさん出ました。

節電の夏なので会場は暑かったです。でも、会場の物理的な暑さ以上の熱さも感じられた、辻説法でした。

二日目も濃かったです。真宗の僧侶には、真宗の勉強は絶対に必要。それと同時に、真宗ではない宗派のひとと交わるのも絶対に必要だ、と思いました。

中仏の頃から、真宗学だけでは真宗は分からない、仏教以外の宗教、真宗以外の宗派の教え、宗教以外の現実も学ばなくてはならない、というスタンスでいるので、まあ、そりゃそうだともフツーに思えてます。

はい、とにかく、楽しかったです。

「お礼状」「報告書」「エトセトラ」などは、現在鋭意企画・作成中です。
11日に第一回目の反省会が予定されています。
出席確認など、みなさま、そっちの方へよろしくお願いいたします。

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以上、ちしゅーの報告でした。

※ ご講師の方々、来賓の方々、本当にありがとうございました。
※ 海外(道外とも言う)からのこんなに多くの参加、ありがとうございました。
※ 懇親会も楽しかったんですよ。
※ 写真その他はいろいろ聞いてクリアしてからになるかなと。

では、ひとまず失礼します。

第3回 浄青僧カップ 開催さる [活動報告]

  2009年7月7日、北海道は札幌市、セキスイハイムアイスアリーナにて開催されたフットサル大会「第3回浄青僧カップ」は、北海道が初優勝しました。

大会結果:リーグ戦

 北海道東京安芸高岡奈良山陰勝点
北海道 ○ 4-3○ 4-1○ 4-1○ 1-0○ 5-115
東京 ○ 7-0△ 1-1○ 3-1○ 2-110
安芸 ○ 5-4○ 2-1△ 3-37
高岡 △ 0-0○ 3-15
奈良 ○ 2-14
山陰 1

大会結果:決定戦

3位決定戦 高岡 2 - 1 安芸
5位決定戦 奈良 2 - 1 山陰

決勝 北海道 3 - 1 東京


『本願寺新報』で紹介されました。
フットサルは北海道が初優勝

  浄土真宗青年僧侶協議会(飛鳥寛静理事長)は7月7日、全国寺族青年対抗フットサル大会「第3回浄青僧カップ」を札幌市内の運動施設で開き、青年僧侶など65人が参加した。

  5人制のミニサッカー「フットサル」を通して全国の青年僧侶の絆[きずな]を深めようというもの。過去2回は東京で開かれたが、初めて北海道で開催。北海道をはじめ東京、高岡、奈良、安芸、山陰から6チームが参加。地元・北海道チームが初優勝した。

  加藤泰和実行委員長は「青年僧侶の貴重な交流の場となった。受け入れの準備を通して教区内の結束を深めることができたのも大きな収穫」と話していた。

『本願寺新報』2009年8月10日号 第8面より


  ご参加のみなみなさま、ご協力ありがとうございました。なお、懇親会なども含めて、写真は別ファイルにてアップする予定です。

 


浄青僧カップ 開会式 [活動報告]

浄青僧カップを写真で紹介します。

開会式

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吉本と広島の青年僧侶がコラボ!? [活動報告]

広島青年僧侶春秋会が50年の節目を迎えられました。その記念事業がなんと天下の吉本興業とのコラボ企画!
題して「吉本新喜劇とアジャセの物語」。
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北海道からは6名が参加し、広島の青年僧侶のパワーを改めて感じてきました。


浄青僧全国大会 in 高岡 [活動報告]

富山県高岡市を会場に、浄土真宗青年僧侶連絡協議会の第21回全国大会が開催されました。

全国には、北海道青僧協をはじめ、東京、富山、広島など各地に青年僧侶の集まりが組織されています。それらの相互交流と研鑽を目的に、隔年で地方大会と本山総参拝が行われています。
info_book
今回は高岡教区の鸞翔会が主催となって「共に生きる」をテーマとした全国大会が開催されました。
記念講演では、ハンセン病回復者の方をお招きし、ハンセン病をめぐる差別と排除の歴史への理解を深めました。これは、鸞翔会の方々が数年来テーマとして取り組んでこられたハンセン病理解への活動のひとつであり、全国から集まったそれぞれの参加者が熱心に聴講する姿がありました。

下記のリンクから当日の模様を地元テレビのニュース番組で視聴できます。
http://www2.knb.ne.jp/news/20090219_19023.htm

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